旅行業界の動向について

旅行業界の動向記事一覧

旅行業のこれまでの歴史

旅行業の始まりは、およそ160年前に遡ります。イギリスのトーマス・クックが企画した、禁酒運動の集会への鉄道利用団体旅行が最初であるといわれています。旅行業の歴史についてこの団体旅行が成功したので、あちこちから依頼を受けて斡旋をしました。そこで旅行業に専念して、トーマス・クック=旅行業とまでいわれるよ...

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旅行業界の現状について

2000年代に入って、テロ、戦争、震災などが起こっています。これらは、旅行業界にとっては需要に直接関わる事件です。それに加えネット直販が普及しています。旅行業を取り巻く環境は大きく様変わりしました。減少し続ける旅行需要市場動向は、主要50社の取扱額を見ると良く分かります。SARSも収まり、景気回復し...

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主要旅行業者の動向について

国土交通省は、主要旅行業者の旅行取引速報を毎月発表しています。この取扱額はほぼ毎年同じ比率です。旅行業界全体の取扱額の70%を占めます。主要旅行業者の取扱額の変化2011年(平成22年)度分(2010.4月〜2011.3月)の旅行業者の取扱額は、総取引額で6兆6800億円でした。前年度比3.6%増で...

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旅行会社の経営状況について

日本旅行業協会では、毎年「旅行業務経営分析」で、会員企業の種別の経営状況を報告しています。2010年度では、第1種旅行会社の営業利益の減少、黒字決算企業が減少しているとの報告です。営業利益率の減少日本旅行業協会に加盟している第1種旅行業者のうち、509社を調査しました。2010年度の取扱高営業利益率...

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旅行会社の倒産が増加している

旅行業者の倒産件数は、SARSの発生した2003年の50件が最高でした。しばらく減少傾向が続きましたが、2011年の震災影響で大幅増加となっています。震災関連による倒産旅行業の倒産は、国内情勢激変、為替変動、原油高の影響で海外旅行不振、などの原因で起こるものが多かったのです。08年、新型インフルエン...

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大手旅行会社の狙いとは?

経営環境は変化し、非常に厳しい状態が続きます。大手旅行会社も「総合」から、強い分野への特化や、経営資源を得意分野へ集中して、戦略転換を図っています。大手旅行会社の事情近畿日本ツーリストと日本旅行の合併話は、合意に達せず白紙に戻りました。合意に達していたのですが、米国同時多発テロや長期不況で国内外の旅...

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JTBの最新動向について

1912年(大正元年)、当時の鉄道院、ホテルや船舶業の代表者たちが発起人となって設立されたのが「ジャパン・ツーリスト・ビューロー」でJTBの前身です。日本の旅行ブームに併せてこの会社は、当時の財界が中心となって運営しました。第二次大戦終了までは、外国人VIPの旅程の世話、外客接遇団体である「貴賓会」...

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JTBグループの経営方針について

JTBグループは、2006年からグループ経営が大きく方針転換しました。JTB1社に集中していた経営資源を、持ち株会社、再分化した市場に正対する事業会社群に振り分ける新しい体制に移行したのです。事業持ち株会社の機能JTBは事業持ち株会社となり、グループ全体の経営戦略を中心に考えると共に、グループのプラ...

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近畿日本ツーリスト(KNT)の最新動向について

NKTは修学旅行などの団体旅行には、強い歴史があります。現在でも、営業力が強いのです。商品開発力やマーケティングは優れていて、他社からも一目置かれています。二位をめぐって熾烈な競争が繰り広げられる近畿日本ツーリスト(KNTと略)は、1941年創業の有限会社関急旅行社と1948年創業の「日本ツーリスト...

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近鉄グループの新しい旅行業再編について

近鉄グループKNTとクラブツーリズムの経営統合は、両社の強みを生かした「統合シナジー」を生み出して、他社グループにないビジネスモデル構築を目指します。両社の強みKNTは、総合旅行会社として「メイト」「ホリデイ」などを個人消費向けに多チャンネル販売してきました。また、企業や学校などへの団体旅行を推進し...

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日本旅行の最新動向について

日本旅行の前身である「日本旅行会」は、1905年に創業された、日本で最も古い歴史を持つ老舗旅行会社です。JR西日本と事業統合会社自体の創業は、1949年(昭和24年)となっています。これは、株式会社として再発足した年です。創業当時から団体旅行の斡旋を手がけてきました。その関係でJTBと並んで、旧国鉄...

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阪急交通社の最新動向について

2006年「阪急電鉄」「阪神電気鉄道」の経営統合で「阪急交通社」は「阪神阪急ホールディングス株式会社」の中核事業会社となりました。グループの旅行事業の中心的役割を果たしています。阪神・阪急の経営統合1948年阪急電鉄の代理店部として航空代理店業務を開始、1960年に阪急電鉄から分離「株式会社阪急国際...

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HISの最新動向について

1980年創業です。FIT向けの格安航空券を販売し、更に主催旅行、団体旅行を手がけています。大躍進を続けて2005年からは、海外旅行取扱額がトップとなっています。海外旅行取扱額ではトップに躍進企業理念は、「ツーリズムを通じて、世界に人々の見識を高め、国籍、人種、文化、宗教などを超え、世界平和・相互理...

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トップツアーの最新動向について

1956年設立の東急観光は、2006年1月31日に東急グループを離れました。社名を「トップツアー株式会社」に変更して生まれ変わったのです。2011年には会社創立55周年を迎えました。東急グループの旅行部門としてトップツアーの前身東急観光は、1956年に東急電鉄グループの国内旅行部門の旅行会社として設...

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クラブツーリズムの最新動向について

クラブツーリズムのキャッチフレーズは、「仲間が広がる、旅が深まる」です。ユニークな旅行提案と顧客の囲い込みに成功して急成長を遂げました。そして今、KNTとの連携をし、新しいビジネスモデルを構築しようとしています。ユニークな企画運営組織クラブツーリズムの前身は、近畿日本ツーリスト渋谷営業所でした。19...

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中堅旅行会社の動向について

中堅旅行会社も、商品政策での差別化や独自販路を切り開いて再整備を行い、激しう競争をしのいで戦っています。農協観光1967年に社団法人全国農協観光協会として、農協観光は設立されました。一般旅行業として、取扱を始めたのです。85年に全国オンライン化を完成、国内旅行「コスモス」、海外旅行「クローバー」のブ...

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ホールセラー会社の動向について

ホールセラーは旅行業界と密接な関係がありますが。国内航空会社のホールセラー会社の最新動向を解説します。ジャルパック1964年に日本で最初の海外パッケージツアー「ジャルパック」が誕生しました。この年は、東京オリンピックの開催年です。翌年からジャルパック7コースがJATA加盟旅行会社から(47社)一斉に...

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