トップツアーの最新動向について

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1956年設立の東急観光は、2006年1月31日に東急グループを離れました。社名を「トップツアー株式会社」に変更して生まれ変わったのです。2011年には会社創立55周年を迎えました。

 

トップツアーの最新動向について

 

東急グループの旅行部門として

 

トップツアーの前身東急観光は、1956年に東急電鉄グループの国内旅行部門の旅行会社として設立されました。当初は東京タワーで大食堂の経営、1959年から、一般旅行斡旋業(現第1種旅行業)に登録して旅行の取扱額を増やして、東急電鉄グループの観光レジャー業の一翼を担いました。

 

1971年、東急航空株式会社と合併しました。業務を、海外旅行、訪日旅行、国際航空券の発売や航空貨物運送代理店業に拡大しました。1987年には、KNTに次ぐ東証上場を果たしました。大手総合旅行会社となったのです。

 

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トップツアーのブランドで

 

業績は、1990年12月の決算で23億円の赤字を出し、営業戦略と経営構造再構築が、必要となったのです。東急観光の国内旅行ブランド「トップツアー」は、同社売上の2/3以上です。また国内旅行の取扱も多かったのです。

 

1990年頃の国内旅行低迷の時代のあおりを受けて、取扱高、営業利益、経常利益共に前年比を割り続けました。同時期に、東急電鉄グループでも、グループ全体の経営再構築が叫ばれ、大幅にグループの再編成が行われたのです。

 

再上場を目指して

 

東急観光は、2003年に上場を廃止しました。筆頭株主は東急電鉄から外資会社となりました。そして、東急グループから離れて、社名も「トップツアー株式会社」となったのです。2006年1月の社名変更にあわせて、同社は様々な旅行以外のサービス商品拡大に取り組みました。訪日旅行の受け入れや企業のセールスプロモーションに使われるインセンティブツアーの提案、イベント、会議の受け入れ、企業の出張業務の代行などです。

 

これらは専門性を生かしてサービスを行う「ストリームライン事業部」と企業の会議、研修、セミナー支援を行うMP(ミーティングプランナー)サービスで取扱を開始しました。2007年みずほ証券系のファンド会社、ポラリスプリンシパル・ファイナンスが全株式を取得しました。みずほファイナンシャルグループの傘下で株式再上場を目指します。



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