日本旅行の最新動向について

日本旅行の前身である「日本旅行会」は、1905年に創業された、日本で最も古い歴史を持つ老舗旅行会社です。

JR西日本と事業統合

会社自体の創業は、1949年（昭和24年）となっています。これは、株式会社として再発足した年です。創業当時から団体旅行の斡旋を手がけてきました。その関係でJTBと並んで、旧国鉄系の旅行会社と呼ばれました。現在でも、JRグループとは深いつながりを持っています。

2001年には、JR西日本から旅行部門を引き継ぎました。2002年12月には、JR西日本に第3者割当増資を実施指導者連結会社となっています。2004年9月オーエムシーカード（現セディア）と合弁会社を設立（日本旅行オーエムシートラベル）して、オーエムシーカードの旅行業事業を担っています。

積極的なIT化への取り組み

旅行商品は、海外旅行「マッハ」「ベストツアー」「ベストエクセレント」、国内旅行の「赤い風船」「WENS赤い風船」などのブランドがあります。取扱高は業界第3位です。

日本旅行は携帯サイトの活用も早く、積極的なIT化が特徴です。「赤い風船」「日本の宿」姉妹サイト「宿プラザ」などの検索と予約は形態からでも可能です。また、携帯GPSの機能を使って近くの宿泊施設の検索や予約も可能にするサービスも行っています。

ホームページのリニューアルの活発に

ホームページのトップページ検索画面から「検索用地図」「簡易検索」を配置しています。顧客の希望プランや商品への移動をスムーズにしています。サイト内のトップページは「国内宿泊」「JR+宿泊」「国内ツアー」「海外ツアー･航空券」の４カテゴリーに分類しています。旅行会社のホームページで初めて、人気のJRプランを専用トップページに設置しています。

「国内」「海外」ツアーのページには利用者の関心を引く情報のリコメンドを自動的に取得できます。インターネット予約ができなかった人気商品の「旅ラクにっぽん」，海外のホテル･観光･食事が自由に選べる「Myレシピ」など店頭販売商品はほとんど全てがインターネットで予約可能となっています。