急成長する長期滞在型旅行について

急成長する長期滞在型旅行について

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日本では、短期間で名所や旧跡を巡る事が国内旅行の主流となっています。しかし、昨年からは大手旅行会社などによって、国内外への長期滞在プランが提案されています。これは、今後の夏の節電対策としての企業の休暇拡大や分散を見据えたものであり、JTBグループは、昨年好評だった「ロングバカンス」シリーズを今年も提供しました。

 

「ロングバカンス」シリーズとは、首都圏発、京都・信州・山梨・群馬・那須高原・房総・新潟・東北の各方面への旅行において、長期滞在をするほど料金が割安となる事が特徴のプランです。

 

 

また、行先を北海道をはじめとした全国27ヶ所に設定している30泊31日のプランも、昨年に引き続いての販売となります。往復にかかる交通費や食事代は別途必要となりますが、北海道のニセコだと、4名1室の利用で1人当たり6万9000円です。

 

日本旅行も、北海道の人気リゾートで最大7日間まで滞在しても、5日分の料金で済むという割安なプランを新たに提案しています。

 

急成長する長期滞在型旅行について

 

近畿日本ツーリストは、家族全員で自宅を離れてアイスランドやアラスカ、北欧といった、海外の気候が涼しい地域で夏を過ごしてもらおうという「クールバカンス」というプランを提案しています。このプランの目的は、海外で避暑する事により、節電効果に繋げるというものです。

 

こうした長期滞在旅行者へプランを提供しているのは、大手旅行会社やホテルだけではありません。長野県・北信州から情報を発信している「長期滞在.com」は、庶民感覚の国内ロングステイを提案しています。

 

このプランは、案内役が部屋を斡旋するだけではなく、長期滞在前の条件や滞在中の相談などといった、バックアップサービスも提供しているのです。

 

 

北海道観光振興機構は、「北海道長期滞在モニター」を提供し始めました。このモニターに選ばれると、道内を5つのエリアに分けた25の指定宿泊施設に5泊以上宿泊する事で、旅行補助として1人につき3万円がキャッシュバックされるという特典があります。

 

今後は、「地方にいながらその土地の良さを知ってもらう」事を目的とした地元ならではのオリジナル長期滞在プランも、もっと増える事でしょう。



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