旅行会社における仕入れと予約の方法

旅行会社における仕入れと予約の方法

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計画したプランが商品化できるとは、交通手段・宿泊先の仕入が可能であることが必要です。

 

旅行会社における仕入れと予約の方法

 

仕入交渉と価格決定

 

航空券、列車乗車券、ホテルなどのパッケージが、企画のイメージ範囲内の価格、規模に合致できるかどうかを交渉します。大量、かつ早期の立案は交渉を有利に進められます。それは、自社の処理能力にもよります。売れなければ赤字となります。

 

仕入れに目処がつきかけたところで、募集型は最終の旅程が組まれます。そして、価格決定に進みます。他社からの企画商品も、大体出てくるといっていいでしょう。類似の企画は考えられているものです。それは、特許も実用新案もないため、競合に勝つのは価格と付加価値の差別化しかないからです。他社を見据え、価格決定交渉は協議され決定します。

 

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予約方法について

 

旅行会社とホテル、旅館との間の部屋の予約は色々な契約があります。

 

交通機関の予約

鉄道会社と旅行業者は、船車券契約、乗車券代理契約が多く、個人または小グループ旅行には、鉄道会社と直結した販売専用端末機を利用します。団体の場合は(8名以上)団体旅行申込書を提出しなければなりません。航空会社との契約も15名以上の場合は、航空会社へ直接申し込む形になります。

 

ホテル・旅館の予約

 

ブロック予約

協定を結んだホテル・旅館から、一定期間。一定数の部屋の予約を旅行業者に委託してもらう方法。旅行会社の部屋の在庫を委託期間中は自由に販売します。手仕舞いと呼ばれる最終日を決め、売れ残った部屋はホテル・旅館に戻します。

 

スポット予約

年契約はせず、注文発生時に予約します。修学旅行、旅行先の募集型企画旅行などのように、時期は決まっていても人数が確定しない場合は「仮予約」で事前契約することがあります。

 

旅行会社は、ブロック予約での仕入商品の販売先は主に個人旅行客です。団体旅行はスポット予約で対応しています。



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