企画旅行と手配旅行の違いについて

企画旅行と手配旅行の違いについて

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旅行会社のパンフレットやチラシから、企画旅行と手配旅行の見分け方はどうするのでしょう?

 

企画旅行と手配旅行の違いについて

 

旅程保証と特別補償について

 

企画旅行と手配旅行の違いといえば、旅程保証、特別補償の有無があります。では、パンフレットやチラシから同見分けるかが問題です。ホテルや旅館の紹介をするだけなら、手配旅行になります。しかし、ホテルや旅館までの交通費や、宿泊先のイベントや食事、ショーなどがついたり、旅行会社の特典などがある場合は、募集型企画旅行と位置づけられます。

 

もし区別がつかないときは、チラシやパンフレットの裏面にある「お申し込みのご案内」を見るといいと思います。そこには、企画旅行約款化手配旅行約款のいずれかが書いてありますので。

 

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値段のつけ方とは?

 

手配旅行は、旅館・ホテルが提示した値段が、旅行会費またはプラン料金です。税・サービス料込み」とか、「別途入湯税」とか表示されます。宿泊込みの企画旅行では、値段は旅行会社が設定します。構成は、「宿泊料+諸税+企画料+オプション」で旅行費用が決まります。ここでのオプションには、交通手段、イベント、別サービス商品などの料金が含まれています。企画料は商品によって異なります。定額や総額の一定比率とかが決まっています。

 

 

収益の確保はどうするか?

 

旅行会社の収入は手数料で決まりますが、手配旅行、企画旅行では考え方、額が異なります。手配旅行は、ホテル・旅館の提示金額に料率をかけて算出されます。しかし企画旅行は、手配旅行手数料のほか企画料が入り、最終粗利益も企画旅行が高くなります。従って、旅行会社も企画旅行には収益性が高いために力が入るのです。

 

店頭パンフレットの並べ方にも差が見て取れます。旅館、ホテルの個別パンフレットより、自社の企画旅行のパンフレットや協定ホテル一覧になったものが店頭に並んでいます。



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